ビジネス英語とは?日本語とは違い複雑に考えすぎなくてOK
ビジネス英語とは?日本語とは違い複雑に考えすぎなくてOK

ビジネス英語とは?日本語とは違い複雑に考えすぎなくてOK

Last Updated on 2023-03-01 by YK

日本語とは違い「ビジネス英語」は定義しずらく、日本のビジネスシーンで使うビジネス日本語とは少し異なります。

日本語では学生の時に使う言葉と、社会人になって仕事で使用する言葉はかなり違い、新社会人はビジネス日本語やビジネスマナーを覚えるのに相当苦労します。

日本では学生から社会人になるタイミングでの変化がとても大きいのが特徴で、敬語の使い方を間違えて上司に怒られたり、先輩にからかわれたりした経験がある方も多いと思います。

尊敬語、謙譲語、丁寧語などは書いているだけで混乱してきますが、英語には日常会話とビジネス英語でそこまで明確な境界線はありません。

ビジネス英語とは

カジュアルになりすぎず、正しい英語を話すことがビジネス英語

日本の英会話スクールで働いているネイティブの英会話講師にもよく「ビジネス英語ってなに?」と質問しますが、

「ビジネス英語は・・・・特にない」

という元も子もない答えが返ってくることが多いです。アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなど英語圏出身者は、日本人と比べるともそこまでビジネス英語というものを強く意識していないです。

ただ、全員が共通して言うのは、日本の敬語、尊敬語、謙譲語のように複雑なものはないが、ビジネスの場合は「プロパーな英語」を話すことが大切とのことです。

欧米でも世代にもよるとは思いますが、メールの書き出しでカジュアルな「Hey」はあまり使われず、「Hi」「Hello」か「Dear」あたりのほうが安全でよりビジネスには適しています。

「Hi」と「Dear」も特段ビジネス専門の言葉ではありませんが、よりフォーマルな表現ではあります。

英会話スクールにはビジネス英語を学びたいという人が多くいますが、このことからも、実は普通にフォーマルな英語が話せれば、ビジネスシーンでの対応もOKなのが実情です。

もちろんスムーズに業務を遂行するためには、ビジネスでよく使用するフレーズや業界ごとの専門用語を覚える必要がありますが、こと丁寧さでいうと英語の場合、Could youをCan youとしても誰かに怒られたりそこまで無礼になることはありません。

ビジネス英語は存在しない?

これまでに、アメリカやスイスの会社で働いてきましたが、社内での英語でのコミュニケーションにおいては、同じ会社のスタッフということもあり、あまり「ビジネス英語」を強く意識したことはありませんでした。

言い回しなどにおいては、カジュアルになりすぎないようある程度注意を払いましたが、丁寧に話すということだけ心がければ最低限、問題なくスムーズにコミュニケーションが取れました。

ビジネスレベルの英語力とは

英語を使う仕事を探していると、求人情報によく「英語:ビジネスレベル」という記載を見つけますが、このビジネスレベルというのも非常に範囲が広く曖昧です。

アメリカのパソコンメーカーの現地法人で働いていたことがありますが、日本人スタッフで英語を流暢に話せる人はそこまでおらず、アメリカ本社とメールやスカイプなどでやり取りが必要な場合は、翻訳や辞書を駆使して乗り切っている人が大半でした。

私の部署は東アジアのオンラインマーケティングチームで英語は必須だったのですが、それでもあまり英語を話すのは得意ではなかったです。英語の代わりに、業務のレベルは極めて高く仕事のできるプロばかりでしたが。

それでも求人には英語ビジネスレベルとなっていました。

もちろん経営層までいくと、ほとんどの人が流暢な英語を使いこなしますが、現場レベルであれば、ビジネスレベルといっても読み書きができればそこまで身構える必要はありません。

たまに海外から電話が来たり、メールでやり取りするぐらいの英語力であれば、基礎の英語力があり電話のやメールの内容に慣れてしまえばすぐに身につきます。

TOEICのスコアも転職の際には英語力の判断材料になりますが、TOEIC®L&R900点以上の人でも電話に出るとうまく対応ができないケースもあります。

ですので、ビジネスレベルと言っても本当に幅が広く、自分が自信を持って英語で対応できるのであれば、ビジネスレベルの英語力があると言えます。

結局ビジネス英語として何を学ぶべきなのか

前述のとおりプロパーな英語を学びつつ、実際のビジネスシチュエーションに合わせた英会話をロールプレイを通して学ぶのが最も効率良くビジネス英語を学ぶことができます。

仕事で使う英語が電話であれば、電話の受け方、電話のかけ方のロールプレイ。ミーティングであれば、現状の説明と数値やグラフの説明方法、自分の意見の伝え方、ファシリテーションする必要があれば、グループでどのように会議を進めていくのかなど、ぶっつけ本番にならないよう英語で予行練習をすることが重要です。

さらに一歩踏み込んで英語を使用するような仕事であれば、どうすればビジネスでの交渉を有利に進められるか、どうやって相手を説得するか、いかに効果的なプレゼンを行うかなど、言い回しだけではなく外国でも通じるビジネスロジックも併せて学んでいく必要があります。

まとめ

ビジネス英語と聞くと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、こと英語に関しては「日常英会話」と「ビジネス英会話」日本語ほど大きな差はありません。

ビジネス英語と一括りにせず、実際にどのようなシチュエーションで英語を使うのかによって学ぶ内容を決めるのが最善の方法です。

ビジネス英語については、それぞれの目的にあったビジネス英会話コースを提供しているスクールが多くあります。シーン別のロールプレイで実践経験を積めるレッスンや英語での交渉力を高めることができるスクールもあります。

下記はおすすめの英会話スクール一覧です。

ビジネス英語が学べるおすすめ英会話スクール一覧

満足度99.1%!コスパ業界最高クラスの英会話教室【イングリッシュ・ビレッジ】

おすすめポイント

講師は全員ネイティブでマンツーマンレッスンが1回2310円(税込)~という驚きの金額でレッスンを受講できます。この価格帯でネイティブ講師のマンツーマンレッスンを校舎で受けられるのはイングリッシュビレッジだけです。

全国208校、創業40年の老舗英会話スクール【シェーン英会話】

おすすめポイント

首都圏に166校ある老舗の英会話スクールです。家から近い校舎に通えるのは大きなメリットです。

ビジネスコースもレベル別に充実しており、さらにグループレッスン、マンツーマンレッスン、オンラインコースなど、様々なニーズに応えてくれます。

オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)

おすすめポイント

ビジネス英語に特化したオンライン英会話スクールで、それぞれの講師が優れたビジネス経験を持っており、その業界に強い講師に教わることができます。

日常会話は不要でビジネス英語に集中して学習したい方におすすめです。毎日レッスンが受けれて月額13,200円~と価格もお手頃です。

PROGRIT(プログリット)

おすすめポイント

プログリットは英語コーチングですが、実際のビジネスで使える英語力を鍛えることができるのでおすすめです。

価格は通常の英会話スクールに比べると高価ではありますが、短期間で英語力を身につけることができます。

RIZAP ENGLISH【ライザップイングリッシュ)

ライザップイングリッシュも英語コーチングスクールですが、アウトプット練習に力を入れていて、実際に話せる英語力を習得できるスクールです。

やはり通常の英会話スクールよりは高額ですが、結果にコミットしていてサポートが万全です。

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