学生時代のカナダ(トロント近郊)でのホームステイ体験記1
学生時代のカナダ(トロント近郊)でのホームステイ体験記1

学生時代のカナダ(トロント近郊)でのホームステイ体験記1

Last Updated on 2023-02-14 by YK

初の海外はカナダのトロント近郊の都市セントキャサリンズでホームステイ

私は大学2年生の頃、カナダのトロント近郊に住むカナダ人女性の家にホームステイしました。

旅行も含め一度も日本を出たことがなかった私の初めての海外は、いきなりの留学になりました。出発当日は成田空港で泣きじゃくる姉を筆頭に家族全員に見守られながら颯爽とNorthwest航空の飛行機に乗り込み、デトロイト経由でトロント空港に向かいました。

この時点ではこの先どんな苦労が待っているか知る由もない私は、飛行機では能天気にも何も考えず楽しい留学生活を想像しながら当時流行っていアブリルラヴィーンの曲を聞きながらあっというまの12時間のフライトを満喫したのでした。

トロント空港に到着

トロント空港に着いた時の感想は、

「思ったより寒い!」

4月に行ったのですが気温は5℃くらいしかなくて、パーカーを着ても凍えていました。と、ここまでは緊張感のない私でしたが、迎えに来てくれていたホストマザーとの挨拶の時点で英語力のなさを痛感し焦り始めるのでした。

空港から車で10分ほどで無事にアパートに到着

家はSt.Catharinesのダウンタウンから近い場所にあり、外国の映画にでてくるような3階建てのとても綺麗なアパートでした。

この家には私のほかに中国からの留学生ミンさん、台湾人のキャラさんがいて2人はネイティブ並みに英語が話せて、英語の苦手な私はここでも終始愛想笑いで上手く最初の挨拶を切り抜けることに成功しました。

ホストマザーと2人の留学生

ホストマザーは、予想していたよりもとても楽しい人で、留学生の2人も優しくて面倒見がいい人たちだったのですぐに打ち解けることができました。と思ったら留学生の2人はそれぞれ別のアパートに住んでいたため帰ってしまい、すぐにホストマザーと2人きりになってしまいました・・・!

ホストマザーはとてもおしゃべりが好きな人で、初日の夜にさっそく2人でゆっくり話す機会を作ってくれましたが、慣れない環境で私は話の途中でまさかの爆睡!そのまま初日が終了しました。話した内容は一切覚えていませんが、その時マザーがいれてくれたホットティーの味は今でも忘れません。

ホストマザーのルーニー。Niagara fallsにて。

Brock大学

翌日から学校が始まりました。

私が通っていたのはSt.Catharinesにあるブロック大学付属のIELP(Intensive English Language Program)というコースです。ブロック大学の学生が使うメインの建物から少し離れたところにあるレンガ調のおしゃれな校舎でした。

IELPは留学生が英語を学ぶコースで、これを卒業するとブロック大学の学生になれるのです。私は短期留学だったのでこのIELPで英語を学ぶことが留学の目的でした。

ここには私たち日本人以外に中国・韓国・サウジアラビア・メキシコ・アゼルバイジャン・コロンビアといった様々な国の留学生が学びに来ていました。

私は日本を出たことがなかったので、まず違う人種に囲まれるだけで戸惑いました、そしてみんな英語を話さずに自分の国の言葉で会話していたのでカオスで泣きそうになりました。

ブロック大学のIELPの校舎内

学校生活が始まりました

それでも時は止まってくれず初日はいきなりテストを受けてレベルごとにクラス分けされました。

私はレベル0→5のうち2Aのクラスに入りました。ちょうど真ん中ですね、よくもないし悪くもないしといったところです・・・。1クラスはだいたい15人で、半数が中国人、残りは日本人やメキシコ人、韓国人です。

学校は9:00に始まり15:00に終わるという小学生みたいな規則正しい生活をしていました。

時間割も毎日同じで、私のクラスは1時間目:ライティング、2時間目:グラマー、3時間目:リスニング、4時間目:リーディング、5時間目:オーラルコミュニケーションで、先生はみんなネイティブで良い人ばかりでした。

ちなみに最初の頃、私は学校内で日本人の子に会うとついつい日本語で話してしまっていました。でも、そうするとすぐに先生が「No Japanese!」と大声で注意してくるんです。どんなに小声で話していてもバレました。せっかく留学に来たのだから英語を話しなさい!という先生の愛ある𠮟責のおかげで、私は英語だけの環境に慣れていったのでした。

クラスメイトとは最初は緊張してうまく話せなかったり、文化の違いにストレスを感じていましたが、毎日一緒に過ごしていくうちに自然と友達になっていて、放課後も毎日のように一緒に遊びました。

私は留学生活を通して学校での時間が1番楽しかったかなと感じています!

Brock University

St.Catharines

St.Catharines(セント・キャサリンズ)はカナダのオンタリオ州南東部にあります。

私たち日本人は”センキャサ”と略していました。地元ではセントキッツ(St.Kitts)と呼ぶそうです。

St.Catharinesはトロント市内から車で約1時間、カナダ名所のナイアガラの滝から20分程のところにある小さな街です。電車も走っていますが、日常生活で使うのは主にバスでした。東京の1/22程度の面積しかないので、半日あればバスで市内をぐるっと回れます。

ダウンタウンのバスターミナル

カナダはワインの生産地としても有名で、St.Catharinesにもワイナリーがたくさんありました。学校のアクティビティの一環でワイナリー見学にも行きましたが、そこで試飲したアイスワインが最高に美味しかったです~!お土産にもオススメです。

他には、St.CatharinesにはPen Centre(ペンセンター)という大きなショッピングモールがあります。スーパーやフードコート、ファストファッションや映画館もあって普段の生活に欠かせない場所でした。よく私も週末にペンセンターに行って買い物していました。私のお気に入りの場所です!

留学中にも旅行

学期の途中に1週間ほどお休みがあったので、私は友達と旅行の計画をしました。せっかくならまた違う国に行ってみようということで、アメリカのNYに行くことに!もちろん初めてでした。

トロントからニューヨークまでは飛行機で約1時間半で行けます。ところが私たちは貧乏だったので、無謀にもバスで向かったのでした。ノリで行っちゃいましたが12時間かかりました。

安いですが、座りっぱなしでお尻も痛くかなり疲れるので、言うまでもなく飛行機をオススメします・・・!

ニューヨークでは、ガイドブックに載っている事はだいたい達成できた気がします。

自由の女神、セントラルパーク、ブルックリンブリッジ、ワールドトレードセンターの跡地、5番街でのウィンドウショッピング、エンパイアステートビルディング、ブロードウェイでミュージカル!

3泊4日で行きましたが、なかなか充実したスケジュールではないでしょうか?

学生時代のカナダでのホームステイ体験記2に続く..

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