英語の勉強に飽きた時の対処法 | 無理せず期間を決めて休憩
英語の勉強に飽きた時の対処法 | 無理せず期間を決めて休憩

英語の勉強に飽きた時の対処法 | 無理せず期間を決めて休憩

Last Updated on 2023-02-14 by YK

英語の勉強をしていると、時として勉強に飽きてしまうことがあります。なんでもそうですが、やりすぎると飽きてしまうので、勉強を頑張ってきた証でもあります。

そのため、飽きることは単純に悪いことではなく、良いこととしても捉えられます。

また、今勉強している内容が簡単すぎると感じたり、学んでいる内容に慣れてしまって飽きてしまっている場合は、次のステップに進むべきという合図にもなります。

今回は飽きてしまったときの原因と対策についてご紹介したいと思います。

一旦休憩するのが一つの方法ですが、あまりにも休む期間が長くなってしまうと、今度は勉強に戻ってこれなくなる可能性もあるので、すぐにできる対処法をご紹介したいと思います。

ではまず、よくある英語の勉強に飽きてしまう原因をまとめてみます。

  • 原因① もうそのレベルのことはやりきってしまった
  • 原因② 難しすぎて理解できないことが多く飽きてしまった
  • 原因③ インプットで覚える学習ばかりで飽きてしまった
  • 原因④ 毎回同じ講師でレッスンをしていて飽きてしまった
  • 原因⑤ 英語を使う目的を失ってしまった

上記がよく聞く飽きてしまう原因です。では一つずつ見ていきたいと思います。

もうそのレベルのことはやりきってしまった

英会話の学習においては、レベルごとに覚えたり練習する内容は決まっています。

スクールで使用しているテキストも書店で売っている英語の本でも初級レベルではこの単語と英文法、中級ではこの単語と文法を覚えるというのが基本的には決まっています。

言語は使う頻度が高い基礎から学んでいくのが定石なので、当然と言えば当然ですが、日本語で書かれたテキストでも諸外国で使われている英語の教科書でもレベルごとで習う単語に大きな違いはなく、一冊終わって同程度の難易度のテキストを新しく買っても、そこまで目新しさはなく、あまり新しい発見はありません。

ですので少し目先を変える目的で新しいテキストに挑戦しても、同じようなレベルのテキストだと既にその知識は理解しているので、勉強に飽きる原因になってしまいます。

学習内容が物足りなくて飽きてしまっている人がモチベーションを再度高めるための方法は、「次のレベル」に進むことです。

次のレベルに行くとまた、わからない単語や文法なども出てきて新しく吸収できることがたくさん出てきます。

いきなり難しくなりすぎると逆にモチベーションの低下を招きますので、見極めは重要ですが、停滞するよりは進んでしまったほうが良いです。

また、仮に単語や文法のインプットの学習をしすぎて、すでに内容が完全に頭に入っていて英語に飽きてしまっている人は、やはりより難しい文法の内容に進むか、インプットしたら必ずアウトプットして使えることが大事なので、覚えた知識を実際に使えるように練習することをおすすめします。

逆に多少ブロークンでも会話には自信があって、英語でのコミュニケーションにもこなれて上達が感じられないのが原因で飽きてしまっている人は、英語の本を読むなど目先を変えることも役に立ちます。

難しすぎて理解できずに飽きてしまった

勉強は、いきなり難しい内容が出てくると理解できずに一気にモチベーションが下がりってしまうことがあります。

そんな時は一旦前のレベルに戻して、一度簡単な内容の復習を行ってから再度難しい内容に取り組むのがベターです。

全体の80%は既に理解できていて残りの20%を学習するのと、50%しか理解できておらず残り50%を学ばなければいけない場合、後者ではかなりの苦労が伴い、楽しい気持ちで取り組むのが難しくなってしまいます。

以前のレベルの内容を復習すると気持ちも楽になって、自信も戻ってきます。少し簡単に感じても問題ありませんので、昔のテキストを読み直したりして、過去に学んだ情報を整理してください。

一度、理解している内容を整理することで難しいと諦めた内容もすんなり頭に入ることがあります。

インプットばかりで飽きてしまった

独学で真面目に勉強している人に多いいですが、、一人黙々とテキストを見ながら勉強すると煮詰まり、飽きにつながることがあります。

集中していいペースで取り組んできたにも関わらず、突然嫌になってしまうこともあります。

単語やフレーズを覚える勉強は、一度覚えた単語をすぐに忘れてしまい自己嫌悪になったり、勉強自体が楽しくなくなってしまうこともあります。

使う機会が少ない単語などを覚え続けるのはいくら目的意識が高くても難しいです。

そんな時は一度インプット学習を離れ、実際に英語を使うようにするのも良いリフレッシュ方法になると思います。カフェ英会話でもオンライン英会話でも比較的お金をかけずに英語を試せる機会はたくさんあります。

英語を人前で使ってみると、新たな発見があり、勉強したい気持ちも戻ってきます。

一人での勉強が得意な人はいきなり人と英語で話すのに少し抵抗があるかもしれません。

そんな場合は発音練習用のアプリや映画を見ながらのディクテーションなど声を出すだけでも気分転換になります。普段英語で日記を書いている人は、声に出して読む練習もおすすめです。

毎回同じ講師のレッスンで飽きてしまった

英会話のレッスンをマンツーマンで受けている人に多いですが、毎回同じ講師で受けているとレッスン自体がマンネリ化し飽きてしまうことがあります。

講師に気を使って講師を変えない人も多いですが、定期的に違う人のレッスンも受けてみるのも刺激になり英会話の勉強を続けていくモチベーションになります。

また色々な人の発音に慣れることも重要です。毎回同じ講師を取っている人は、講師を変えて慣れていない発音に触れることも重要です。

英会話スクールに通っている場合、違う先生を取っていることを知られたくないという人も多いですが、講師側は理解しているので、そこまで気を遣う必要はありません。

慣れていない先生にも自分の発音や英語が通じるかを試してみるとまたモチベーションも戻ってきます。

英語を学ぶのはより多くの人と話せるということも理由の一つにあると思いますので、講師は一人だけと決めず、たまには知らない人と英語で話す機会を持てばより効率良く学習できます。

英語を使う目的がなくなった

もともとの英語の学習目的があいまいだったり、留学やワーキングホリデーなどを取りやめて英語を使う目的を失ってしまい勉強から遠ざかってしまう方も非常に多いですね。

なんとなく英語が話せたらいいなという方もたくさんいますが、なぜ英語を学びたいのかが明確にわかっていないと、必ずどこかのタイミングで飽きてしまいます。

特に留学やワーキングホリデーなどを取りやめた方は、コロナや金銭事情の影響など、本人だけでは解決できず難しい問題です。

行こうと思っていたのに行けないという状態では、なかなか前を向いて勉強に取り組むのは難しいですが、いけない期間にしっかりと準備することも一つの手ではあります。

日本にいる間にできることはたくさんありますので、ぜひ諦めずに取り組んでください。

また留学などを取りやめた場合でも英語は就職や転職にも生かせるので、勉強してきたことを無駄にせず新たな目的を見つけて取り組むと新鮮に向き合える可能性もあります。

まとめ

どのように勉強しても必ずどこかで飽きるポイントが訪れますので、いかに乗り越えて学習を長期的に継続していくかが英会話上達には重要です。

気合と根性で乗り切るのもOKですが、柔軟に取り組み方を変えて飽きを解消するのも効果的な対策ではないかと思います。

モチベーションが下がっている状態で無理して勉強しても、あまり良い効果は期待できません。嫌になって止めてしまう前に、最終的には期間を決めて一定期間しっかり休むことも重要だと思います。

ぜひ楽しみながら英語の学習を続けてください。

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