人前で英語を話すのが苦手 英語を聞かれるのが恥ずかしい人の対処法
人前で英語を話すのが苦手 英語を聞かれるのが恥ずかしい人の対処法

人前で英語を話すのが苦手 英語を聞かれるのが恥ずかしい人の対処法

Last Updated on 2023-03-04 by YK

英語を人前で話すのは恥ずかしいですよね。マンツーマンレッスンでさえ英語を話している自分を客観視して恥ずかしいという人もいるので、特にシャイな人が多い日本人にとっては「恥ずかしい」は英会話を学ぶ上で大きな壁になりえます。

基本的に日本人の方が英会話を学んでいく過程には常に恥ずかしさとの戦いがあります。一部ではあまり恥ずかしさを感じない人もいますが、そういう方はラッキーでうらやましいですね。

「下手だから恥ずかしい」「他の日本人の前だから恥ずかしい」「間違えると思ったら恥ずかしい」などなど、恥ずかしさの原因は多岐におよび、シャイって損ですね。

私も最初にオーストラリアに留学した時は、人前ではいつも緊張してうまく英語を話せませんでした。もともと日本語でも人前で話すのは得意ではなかったのですが。英語を話せるようになるために行った現地の語学学校でさえ緊張してあまり話せなかったです。

今回の記事の結論としては、

恥ずかしさをなくす方法はないが、和らげる方法はある」です

では、いくつかの恥ずかしい原因とその対処法を下記にご紹介します。

恥ずかしさを完全取り除く方法はない

根本的に緊張したり恥ずかしがり屋の人はそういう性格なので直しようがありません。

ではどのように克服するかというと、緊張したり恥ずかしい感情に一歩ずつなれることです。私は日本語でも人前で話すとき今も毎回緊張します。ただし、仕事で頻繁に人前で話さなければいけないことが多く、緊張することに慣れました。結局緊張や恥ずかしさは今でも取り除けていませんが、ある程度慣れているので、なんとかなっています。

英語を話すことは非日常になるので、それが恥ずかしさや緊張することにつながります。ですので、こまめに英語を話すことが出来れば、英語を話すことが日常に近づき恥ずかしさが軽減されます。あくまでも軽減されるだけであってなくなるわけではありません。性格はそんなに簡単に変えられるものではないので、致し方ない部分もあります。

ですので、まずは毎日英語を声に出すことを習慣にしてください。最初は恥ずかしいかもしれませんが、気づかぬうちに前より英語を話すときの恥ずかしさがなくなっていくはずです。一日一分でもいいので、ゆっくり習慣化してください。

外国人みたいに振る舞うのが恥ずかしく感じる人

外国人みたいに振る舞うのは無理しているようで、恥ずかしいという人も多いと思います。同感です。自分らしくない振る舞いをするのは、演技のプロである俳優さん以外では恥ずかしく感じるのは当然です。

外国人は話す時に身振り手振りや、顔の表情などがとても豊かで、英語を話す時はなぜかマネしないといけないような感覚に陥りますので、それも恥ずかしさを感じる原因です。第二言語として英語を学ぶ日本以外の国の人は英語を学ぶときにそこまでジェスチャーなどをマネしてネイティブになりきろうとする人はいません。マネしたほうが雰囲気で伝わりやすいこともありますが、物心ついた後に無理して外国人になりきろうとするのは精神的にも結構厳しくないですか。テンションを無理に高くしたり、普段作り慣れていない表情をしていると、普段の自分と違うので周りからの視線も気になります。

まずおすすめの方法として、あくまでも自分らしく英語を話すことを目指してみてはいかがでしょうか。英語がうまくなると、英語を話しているときと日本語を話しているときの性格が変わるとよく言いますが、これは結果としてそうなっているだけで、無理してそう振る舞う必要はありません。英語に慣れたり環境が変わるとその影響で少しづつ性格も変わってきますので、後からでも間に合います。

シャイな人は、最初は自分の性格的に無理がない範囲での英語コミュニケーションを目指してください。英語が話せるということと、欧米人のように振る舞うということは別の話です。海外ドラマなどで見る俳優さんのような立ち振る舞いを自然と取り入れられる人は良いですが、そこに恥ずかしさを感じる人が無理をすると余計冷静に自分を眺めてしまい、より恥ずかしくなってしまいます。

ベースは日本人として、英語が話せる日本人を目指しましょう。

文法や発音を間違えてしまうのが恥ずかしい人は

間違えるのが恥ずかしくて英語が話せない人は、英会話スクールなどで自分にとって簡単すぎると思うレベルからスタートしてください。たとえば初中級の人は簡単すぎるかもしれませんが、初級のテキストを使用してください。中級の人は初中級のテキストを使用してください。最初は簡単すぎて退屈に感じるかもしれませんが、進めていくうちに自然と分からないこともでてくると思います。しかしその頃には講師にもすでに慣れており人間関係も出来上がっているので、間違えてもそこまで恥ずかしさを感じないはずです。また簡単すぎてもっと難しいものに取り組みたいと思えるのであれば、すでに間違えることへの恐怖心は克服できているので、ぜひより難しい内容に挑戦してください。

あくまでもメンタルの問題なので、自分の中で折り合いがついてしまえば簡単に解決することができます。

発音を間違えるのが恥ずかしい人は、自宅で一人で出来る発音練習から始めてください。カラオケに行って人前で歌うのが恥ずかしい人が一人カラオケで練習するのと同じ要領ですね。いくら一人で練習しても人前で話す時にはやはり恥ずかしさはありますが、いきなり人前で話すよりは恥ずかしさは軽減されているはずです。

具体的には自宅で頻出単語を何度も声に出して発音し、一つずつ正確に発音できるまで練習してください。しっかり練習すると、自然と人前で試したくなります。一般的な初級の会話では1,500語もあれば十分会話はつなげます。1,500語と聞くとかなり大きな数字に感じますが、一般的に高校卒業までに日本人が学ぶ語彙は3,500程度だと言われていますのでその中の一部さえ正確に発音できればいいのでそこまでハードルは高くないはずです。地道な作業ですが陰で努力するしかありません!

いずれにせよ恥ずかしがり屋の人は、頑張りすぎてる自分を冷静に見て恥ずかしくなってしまうことが多いので、無理なく、できる範囲で自分らしく英語を話すことが重要です。

少しトピックは逸れますが、シャイな人ができる対応策が下記の英語のサイトで記載されています。

https://www.betterup.com/blog/how-to-not-be-shy

まとめ

恥ずかしさや緊張することは、性格的な問題で頭で理解したからと言って解決することではありません。いきなり飛び込んで克服する方もいるとは思いますが、恥ずかしいと思うことは決して悪いことではなく、自分を冷静に見れているという証拠でもあります。ですので、無理してその個性を否定するのではなく、英語を話すということにゆっくり自分のペースで慣れていってください。

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