Last Updated on 2023-02-21 by YK
英語の勉強が続かないというケースは本当に多く、英会話スクールに通っている人で1年間続けられる人は5割いかないくらいです。
英語学習は短距離走よりマラソンに近いので継続してコツコツ学び続けることが重要ですが、多くの人が途中で脱落していきます。
そのため、英語を話せるよう英会話スクールに通ったり自分で勉強していた人を見かけることは多いですが、実際に話せるようになったという人はあまり見ないのが現状です。
残念ながら、英語学習はそれだけ継続できる人が少なく、途中でやめる人のほうが圧倒的に多いです。
ただ、逆に続ければ続けただけ知識も増え、使う機会を確保できればスピーキングもしっかり伸ばすことができます。英語は途中で止めなければ投資した分だけ必ず戻ってくる超有料物件なので、途中でやめてしまうと本当にもったいないです。
今回は、英語学習が続かない理由と、続けるコツをご紹介します。
Contents
同じことを勉強していると飽きてくる
寿司もカレーも食べたいのが人間で、毎日同じ内容を勉強していると飽きてしまい英会話を止めてしまうケースが多いです。
英語学習は、フレーズや単語を覚えると少し伸びた感覚が持てるので、最初の数か月は楽しく続けられますが、その後はゆっくりとしか上達しないので、地道に取り組むことになります。
単語を覚えたり文法を学んだり、読んで調べて書いて、音声を聞いて家で発音練習をしてみたり、基礎力を得るためには本当に地味なインプットとアウトプットの作業が欠かせません。
自分ひとりで勉強するのは、飽きやすく、かなり続きにくいです。
一旦集中力が切れると、やらなければいけいないとは思いながら勉強しない日がぽつぽつと出てきて、やがて英語の勉強からフェードアウトし、英語を勉強していたことが完全に過去の話になるケースが多いです。
勉強に飽きてしまった人は1週間完全に休んでみる
飽きているときに無理に勉強するのは非効率なので、さっぱり1週間何もしないというのも一つの戦略です。
だらだらやるよりはメリハリをつけて、自分で決めたタイミングで再スタートするほうが合理的です。
人によって休憩に必要な時間は異なりますが、個人的には1週間くらいがおすすめです。
2~3日だと休んでも短すぎて、再開してもすぐにまた飽きてしまうことが考えられ、逆に1か月だと長すぎて、前回までに学んだことを忘れてしまっている可能性があります。
1週間なら、期間的に脳も十分リフレッシュできますし、再開してもスムーズに勉強に戻ることができます。勉強を休んでいる期間でも、結局、今までの勉強を振り返ったり今後は英語の何を勉強しようかなど、勝手に思いつく部分もでてくると思います。
そうなれば新しい道筋も見えてくるので気分も新たに向き合えます。
中級以上の人は1か月くらいでも問題ないと思います。
飽きてしまった場合の対処法については下記も参考にしてください。
実際に英語を使う機会がない
せっかく勉強しても発表の場がないとモチベーションの維持が難しいです。なんでもそうですが、人に見せたり見られたり、作品は発表しないとモチベーションを保つのが難しいです。
ウェブで英文のニュース記事を読めたり、映画を字幕なしで見られるようになっても実際に話す機会がないと少し寂しいですね。
少し人に褒められただけで一気にモチベーションが上がることもあるので、実際に人前で英語を使うことは非常に重要です。
当然、実際に使うと間違えたり反省点も見つかりますが、それさえ良い刺激になるので、使う場がないとなると勉強が目的になってしまい、目的を見失ってしまいます。
英語を使う場所に顔をだしましょう
実際に英語を使う場所に行けば、当たり前ですが、英語を使うことができます。
英会話スクールなどに通っていない人は、オンラインの英会話スクールや、英会話カフェなどで英語力を試してみるのがおすすめです。
特にオンライン英会話はサブスクで月単位で利用できるので、軽い気持ちで簡単に外国人と英語を話す機会を持つことができます。1か月くらい外国人やネイティブと定期的に話す機会を持つと、自分の英語力で足りないものが見えてきます。
そうなると普段の勉強にも再び熱が入るので、自然と英語と向き合うことができます。もし自分に合っているようならしばらく通ってみるのもありです。
オンライン英会話にご興味のある方は下記ページもご覧ください。
学習目的が不明瞭
学習目的があいまいだと、英語学習が続かない原因になります。最初は「旅行で英語を使いたい」「仕事で使いたい」など目的があったはずですが、時間が経つとだんだん目的を忘れてしまいます。
転職に生かすために勉強していたのに、良い仕事がすでに見つかり英語が必要がなくなったりすると、英語学習の目的が失われるので、勉強する意義を失ってしまいます。
旅行も実際に計画が立たないと、だんだん現実味がなくなってくるので、英語の必要性が薄れてしまいます。
そのため、学習目的があいまいになってきて、英語学習が続かなくなるのも良くあるケースです。
もう一度、英語学習の目的を明確にする
英語学習の目的が揺らいでしまった場合は、一度整理して目的を新たに設定するのがベストです。
そうすることで、また気を引き締めて取り組むことができます。
例えば転職でTOEICが必要で高いスコアを目指していたのに、TOEICが必要なくなってしまった場合は、実際の英会話力を身につける方向にシフトしてみるのもありです。
TOEIC対策で身についた知識は、英会話にも役立つので、視点を変えてコミュニケーションの一環として、英語を捉えると新たな目標になります。
逆に旅行英語や日常英会話を勉強していた人で日常英会話が必要なくなってしまった人はTOEICのスコアを目的にすると新たな目標になります。
いずれにせよ途中でやめてしまうのはもったいないので、別の学習目標が見つかると良いです。
それでも目標が見つからない場合は、やめざるを得ないです。
周りと比べて自信を無くしてしまっている
他にも続かない原因として、他人と比べて自信をなくして諦めてしまう人もいます。
特に英会話スクールに通っている人に起きがちですが、クラスメイトや他の人が上手に話しているのを聞いて自信がなくなることがあります。
自分には語学の才能がないんじゃないかとかんじ、レッスンに行く回数が徐々に減り、気がついたら期限切れで自動退会なんてことになってしまいます。
誰も最初から英語を上手に話せない
言語の習得速度には個人差があり、また最初から上手に話せる人もいません。
特にスピーキングにおいては、性格が深く関係していて、話好きな人の方が上達が早いです。
逆に、シャイで控えめな人は、内容が理解できていても、うまく話せないため損をする場合があります。
ネイティブにも話し上手な人もいれば口下手な人もいます。自分の性格に合った表現ができるようになればOKで人と比べる必要はありません。
こどもが言葉を話しはじめる年齢にも大きな違いがあります。最終的には全員話せるようになっているので人と比べて心配する必要は全くありません。
人前で話すのが苦手な対処法の記事もご覧ください。
ストイックに取り組み過ぎて重荷になっている
最後は、あまりにもストイックに勉強しすぎて、英語が苦行になっているケースです。
仕事の前後や週末も英語の勉強で埋めつけられ、やりたかったことから、やらなければならないものになってしまい、ある種仕事化してしまい取り組むのが苦痛になってしまうことがあります。
真面目な人に起きやすい現象で、一生懸命なあまり自分に負荷をかけすぎてしっているパターンです。
初心に帰り楽しみながら勉強する
社会人でも学生の方でも、多くの場合生活の中心は仕事や学校など他のことが占めています。ですので、「仕事や学校」「プライベートと十分な休息時間」の次が英語学習くらいで取り組むと負担になりません。
英語の勉強は、プライベートな時間や、生活で本来必要な休息時間を削ってまで取り組んでも長続きせず、短距離では結果が出にくいものです。
一度プライオリティを下げて、持続可能な量取り組んでいくことも時には必要です。
まとめ
以上が英語学習を続けるのが難しい原因と続けていくコツです。
英語の勉強は、本当に多くの人が途中でやめてしまいます。
続けるだけで見えにくくても少しずつでも上達する英語は、投資効果が抜群に高いモノなので、是非諦めずにもう一頑張りしてみてください。最後に笑うのは途中で諦めなかった人だけです。
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