Last Updated on 2023-02-14 by YK
今回のテーマは、いかに伝わる英語が重要かについてです。
洋楽、映画や海外ドラマで見たり聞いたりする英語は単純にかっこいいですし憧れますよね。
おそらく現在英語の勉強をしている方の中でも映画や海外ドラマの影響で英語の勉強を始めた方も多いと思います。
俳優さんの英語を真似したりすることも英語の発音やフレーズを覚える勉強になりますね。
ただ、今回のテーマとしては、私たちは第二外国語として英語を学んでいるので一旦かっこいい英語はきれいさっぱり忘れ、まずは伝わる英語を習得しましょうというかなり現実的な話です。
結果として伝わる英語を話せることで、友達も増えかっこいい英語が話せる可能性も高まります。
一流のビジネスパーソンも発音はイマイチ?
日本人で有名な経営者でアメリカの一流ビジネススクールでMBAを取得した人達でも、発音がネイティブ並な人はほとんどいません。ソフトバンクの孫さんや、楽天の三木谷さん、TOYOTAの豊田社長の英語の発音には日本語のアクセントが強く残っています。元外務大臣の河野さんも、英語で諸外国と対等に渡り合えるほどの英語力がありますが、やはりネイティブの発音からは遠いです。
どの方もかなりの成功者で本気で英語の発音を良くしようと思えばいくらでもよくできると思います。おそらく皆さんそこまできれいな発音は必要ないということを認識しているのだと思います。
ビジネスの場面では実際キレイな発音よりも話す内容が大事であり、英語の発音がネイティブではないから取引はやめておこうとはなりません。
話の内容を聞いてビジネスが成立するかどうかの判断を下す訳ですので、誤解がなくしっかりと内容が伝わる英語力があれば十分です。逆に発音がきれいだから取引をしようと考える人はいないと思います。
もちろん一部俳優さんや講義などを英語で行う方はよりネイティブに近い発音ができる方が良いとは思いますが、一般のビジネスではネイティブ並みの発音は一切必要ありません。留学する場合などは発音もキレイな方が溶け込みやすいので、後々鍛えたほうがメリットがあるとは思いますが。
そのため日本国内で英語を使う人やビジネスのために英語を習得したい人はあまり発音にこだわらず、なるべく伝わりやすい発音だけを目指してください。日本の芸能界で活躍している外国人タレントさんも聞き取りやすい日本語を話しますが、やはり日本語ネイティブではないとわかる強いアクセントが残っています。ただ、良い意味でアクセントも個性の一部になりえるので英語でも同じです。
伝わりやすい発音とは?
まず英語を話す際、最も重要なことはゆっくり大きな声ではっきり話すことです。
英会話スクールで初心者の方がやめていく一つのパターンとして、自分が言った事を講師に聞き取ってもらえず、どんどん自信がなくなってしまい、結果スクールに来なくなってしまう人が非常に多いです。
実際、講師にもあまり耳が良くない人もいて、アクセントのある英語に弱い人もいます。what?って何度も聞き返されると心が折れますよね。
ただこれは日本語でも同じで、モゴモゴ話す人や声が小さい人の場合日本語でも聞き取れないことがありませんか?英語でもこちらがはっきり話すことを意識すると意外と伝わることも多いです。
伝わる発音を習得するためには、一つ一つの単語をゆっくり大きな声で発音できるようになることが近道です。
伝わる発音の練習方法
発音の練習に一番良いのは音読です。一度正しい発音を聞いてから、すぐ後にリピートします。リズムとアクセントを意識してください。多少カタカナ発音でも大きな声でリズムとアクセントが近ければネイティブスピーカーも結構拾ってくれます。
この時に独り言のように呟くのではなく、人が前にいてその人に伝えるイメージを持って発音練習してください。
一人で小さい声でモゴモゴ発音してしまうと実際の英会話の場面でもその音量で話してしまいます。
そうなると発音が正しいか正しくないか以前に、声量がなさすぎて通じないということになってしまいます。
声が大きければ意外と伝わりますよ。
日本語は声量がなくても伝わりやすい言語です。日本の文化的に公共機関ではあまり大きな声で話さない文化が根付いており、小声に慣れているので、逆に声が大きすぎると嫌がられます。
外国人が話しているのを見るとよくわかりますが、基本的に皆さん声が大きいです。電車でも外国語だけやたらと響いていることがあります。英語を話す時は声量も外国人に近づけることを意識してみてください。それだけで今まで伝わらなかったものが伝わるかもしれません。
まとめ
ぜひ英語を話すときは周りの外国人を参考にいつもより大きい声ではっきりと話してみてください。
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