マンツーマン(プライベート)英会話レッスンのメリットデメリット
マンツーマン(プライベート)英会話レッスンのメリットデメリット

マンツーマン(プライベート)英会話レッスンのメリットデメリット

Last Updated on 2023-02-27 by YK

英会話のレッスンにはマンツーマンレッスンとグループレッスンがあります。

今回は「マンツーマンレッスン」のメリットとデメリットについて解説したいと思います。

マンツーマンレッスン(またはプライベートレッスンとも呼ばれます)は、講師を独占できるのでメリットしかないように見えますが、人によっては意外なデメリットもあるので両方を順番に見ていきたいと思います。

マンツーマンレッスンのメリット

マンツーマンレッスンは生徒が自分ひとりなので色々な面で自由が利きます。グループレッスンとの比較になりますが、主なメリットとしては、

  • 興味のあるトピックにフォーカスできる
  • 多くの発話時間を持てる
  • 周りを気にせず講師に質問し放題
  • プライベートな内容が話せる
  • 気軽に講師を変えられる
  • 好きな頻度でレッスンを受けられる
  • 日本語を使わず英語に集中できる

では早速一つずつ見ていきたいと思います。

興味のあるトピックにフォーカスできる

マンツーマンレッスンの良さとして、グループレッスンの場合は決まったカリキュラムに沿ってレッスンを受けることになりますが、「マンツーマンレッスン」では自分の学習したい分野に絞ってレッスンを進めることができます。

例えば、近々海外旅行に行く予定の人が旅行で使う英語だけを勉強したい場合でも、グループレッスンではカリキュラムに沿って日常会話やそのほか旅行とは無関係なトピックもレッスンで勉強しなくてはならないです。

「マンツーマンレッスン」であれば、必要なシチュエーションに絞ってロールプレイを通しての実践練習、旅行で使う必須フレーズやボキャブラリの習得にフォーカスしたレッスンだけを行うことができます。

グループレッスンでも「日常会話コース」「留学コース」「ビジネスコース」など分野ごとにコースがわかれていて、自分の希望のでレッスンを受講できますが、そのコース内でさえ生徒によって必要な学習内容は異なります。すでに覚えてしまっている内容でもクラスで取り組まなければいけないので少しムダになる部分もで適してしまいます。

また、グループの場合、同様に使っているテキストの不要なチャプターも飛ばすことはできず、一つずつ終えていく必要があります。

そのため、マンツーマンで自分が学習したい内容だけに絞れるのは、非常に大きなメリットです。

多くの発話時間を持てる

マンツーマンレッスンの次のメリットは、レッスンで自分が話せる割合が圧倒的に高いことです。

仮に同じ1時間のレッスンでもマンツーマンレッスンとグループレッスンでは、自分が話せる発話時間に数倍の差があります。

グループレッスンは一般的に4~5名のクラスが多いので、自分の話せる順番が回ってくるのを待たなければならず、発言機会に話せる時間も短いです。話す時にも他の生徒に気を使ってしまうので、せっかくの発言の機会があってもゆっくり自分のペースで話すのも難しいです。

グループレッスンは生徒同士のペアワークで生徒がより多く英語を話せるよう工夫していますが、それでも1対1で講師とレッスンをしているほうが断然自分が喋らなければならない時間が多いです。

英語のスピーキングは話せば話すほどその分だけ上達するので、1回のレッスンで自分の発話時間を多く持てるかはとても重要です。

講師に質問し放題

マンツーマンレッスンでは、レッスン中にわからないことがあっても、講師に気が済むまで質問することができます。

レッスンに他の生徒がいると、「こんな初歩的な質問をクラスで聞くのは恥ずかしい」とレッスン中に講師に質問するのを躊躇したり、周りに気を使って説明が理解できていないのにわかったふりをしてしまうことがあります。

グループレッスンは、どうしてもクラス全体のテンポに合わせて進める必要があり、講師も一人の生徒だけに時間を割けず、ちゃんと説明しきれずに終わってしまうことがあります。

マンツーマンであれば、講師はその生徒のためだけにレッスンを行っているので、こちらがどんな質問をしてもわかるまで何度でも説明してくれます。その質問で1レッスンが終わっても問題ありませんので、時間をかけてゆっくり説明してくれます。

レッスンでは、わからないことをそのままにせず一つひとつ潰していくことが大切なので、これも大きなメリットの一つです。

プライベートな内容を話せる

マンツーマンレッスンの場合、他人には聞かれたくない仕事のトピックや、家族のプライベートなことも話すことができます。

実際、マンツーマンレッスンでは仕事の資料を持ち込んでレッスンを受けている人が多くいます。大抵の場合、仕事の資料は社外秘であり、大勢の前で開示することは難しいです。マンツーマンであれば相手は講師だけなので、情報がほかの生徒経由で漏れる心配がありません。

通常のマンツーマンの英会話スクールでは講師と機密保持契約を結んでいるので、レッスン内の情報が第三者に漏れることは基本的にありませんので、安心してレッスンを受けられます。

ビジネス以外でも身内の話など他人に聞かれたくないことは多いので、マンツーマンなら気にせず話せます。

気軽に講師を変えられる

次に挙げられるのは、講師と気が合わなかった場合、簡単に講師を変更できる点です。

グループレッスンでは、講師を変更するにはクラス自体を変わることになり、一緒に受けているクラスメイトとも別れなくてはなりません。

一から別のクラスに入ることになるので、周りの生徒にも少し気を使います。

マンツーマンの場合は、講師だけ変えれば済む話なので、精神的な負担も少ないです。むしろ毎回講師をかえることもできるのも魅力の一つです。

ひとりの講師に慣れすぎると、発音や言い回しにも慣れてくるので、聞き取れなくても感覚で何を言おうとしているのかが分かってきてしまいます。講師もこちらの発音に慣れると、発音が正しくなくても理解できてしまうので、英語自体の学習効果が低くなることも考えられます。

色々な講師のレッスンを受けると、様々なアクセントにも慣れることができるので、それも一つのメリットです。

好きな頻度でレッスンを受けられる

マンツーマンの場合は、決まった日にレッスンを受ける必要がありません。忙しいときはレッスンをキャンセルしたり、その週だけ多めに通ったりすることもできるので、自分の生活ペースに合わせてレッスンスケジュールを組むことができます。

予約したレッスンを休んでも、次のレッスンで前回の続きからスタートできるので気軽に日時を変更できます。

グループレッスンの場合は、曜日時間とも固定制が多く、毎週決まった時間にスクールに通うことになります。急な都合でレッスンに行けないときは、振替レッスンが用意されていますが、振替では他のクラスメイトとレッスンを受けることになります。また、振替レッスンの日時は決まった中から選ぶことになるので、そこまで自由に時間を決めることはできません。

社会人の場合、仕事の都合で毎週同じ時間のレッスンに行くことが難しいですが、マンツーマンであればその点も心配する必要がありません。毎回、スキマ時間を活かして自分の行きたい頻度、行ける時間を選んで受けるられるのは大きいです。

日本語を使わず英語に集中できる

グループレッスンでは、講師が外国人でも周りに日本人の生徒がいるので、どうしても日本語が頭の中に浮かんでしまいます。発音なども日本語に寄せて話してしまいがちなので、英語に集中するのが少し難しいです。

授業中困ったら周りの生徒に助けてもらえるのは良い点でもありますが、レッスンの前後にクラスの日本人と日本語で会話してしまうのは、英語学習の観点で見るとあまり良くないです。

マンツーマンレッスンで講師が外国人であれば、留学に限りなく近い環境で、日本語をシャットアウトして勉強することができます。実際に英語を話す時は、日本語を忘れるくらいでないとスムーズに会話できないので、英語オンリーの環境に慣れることができるのも大きなメリットです。

マンツーマンレッスンのデメリット

逆に今度は、マンツーマンレッスンのデメリットを見ていきたいと思います。マンツーマンレッスン自体にはそこまでデメリットはないですが、環境面でいくつかデメリットが存在します。

モチベーションが維持しにくい

マンツーマンの場合、やはりクラスメイトがいないため自分次第の側面が強く、モチベーションを維持しにくいです。

しっかりと目的意識を持って一人でストイックに取り組める人には問題ありませんが、多くの場合一人だと長く勉強を続けるのが大変です。クラスメイトがいると励まされたり色々相談もできるのですが、マンツーマンの場合は挫折しそうな時のストッパーがなく、実際に数か月でスクールを止めてしまう人が多くいます。

マンツーマンの場合、講師の良し悪しもモチベーションの維持に直接関係してきます。1対1なので過度にプレシャーを感じて一度足が遠のいてしまうとそのままフェードアウトしてしまうケースもあります。

マンツーマンレッスンだけを受けている生徒のほうが、継続率が圧倒的に低いので、長く続けるためには目的意意識をしっかり持つ必要があります。

刺激が少ない

講師と1対1でのレッスンでは、グループレッスンのワイワイ感がなく楽しさが減ります。人にもよりますが、大勢のほうが予期せぬ驚きがあったり、レッスンにも刺激がありますが、マンツーマンレッスンはマンネリ化しやすいです。

趣味の一環で、レッスンの前後も人と関わりながら英語を学びたい人にマンツーマンレッスンは向きません。

レッスン料金が高くなる

最後に、マンツーマンレッスンは言わずもがな、レッスン料金がグループより断然高いです。

グループレッスンは1回2500円くらいのところが多いですが、マンツーマンレッスンは1回5,000円以上が相場です。最低でも2倍の料金がかかってしまうので、財布には優しくないですね。

以上がマンツーマンレッスンのデメリットです。

まとめ

マンツーマンレッスンにはメリット、デメリットの両面があります。ご自身の性格と希望の学習スタイルを加味し、マンツーマンレッスンが合うと思う方はぜひマンツーマンレッスンに挑戦してみてください。

下記はマンツーマンレッスンを専門的に提供しているスクールです。どのスクールも無料で体験レッスンを受講できるので、まずは一度体験レッスンを受けてみてください。

<公式サイトと関連記事>

公式サイト:マンツーマン英会話【GABA】

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公式サイト:【MeRISE英会話】

公式サイト:ロゼッタストーン・ラーニングセンター

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