至急ビジネス英語が必要な超初心者の勉強法 | 急な海外出張対策
至急ビジネス英語が必要な超初心者の勉強法 | 急な海外出張対策

至急ビジネス英語が必要な超初心者の勉強法 | 急な海外出張対策

Last Updated on 2023-02-15 by YK

英語の超初心者が突然海外出張や海外からの来客対応をしなければいけない場合でも、自力で乗り切る方法はあります。

かなり焦って「日常会話はいらないのですぐにビジネス英語ができるようになりたい!」と、初心者でいきなりビジネス英語を勉強しに英会話スクールに行く人がいます。

大体理由としては、急な海外出張が入り現地のスタッフと自分でコミュニケーションを取らなければいけなくなったなど、似たようなシチュエーションでに困って英会話スクールに駆け込みます。

英会話スクールによって対応はマチマチですが、まずは基礎から勉強したほうが良いとやんわり初心者向けの「日常英会話の基礎コース」などを勧められるケースが多いです。

ただ、入会しに行った方からすると、すでに海外出張などが目の前に迫っているわけで、悠長に基礎から学んでる余裕はないわけです。

そんな時の応急処置として、自分でできる勉強法をご紹介したいと思います。

短期間でもなんとかなるので心配不要

初級者がいきなりビジネス英語から入っても問題ない場合と、あまり良くないケースがありますが、緊急事態でかつ時間もない場合は基礎は飛ばさざるを得ないですね。

あくまで緊急に英語で最低限のコミュニケーションを取る目的であれば、時間がなくともなんとかなります。

逆に、大きな商談やカンファレンスなど、しっかりと正確に情報交換が必要でかつモノゴトを交渉するレベルが必要な場合は、基礎がないと難しいので日常会話の基礎から入るべきです。

基礎を飛ばして初心者ができるビジネス英会話

実際の業務に絞った限られたシチュエーションで英語のコミュニケーションを取る場合、日常会話よりもビジネス英会話のほうが必要なボキャブラリーが少なく、短い時間でも比較的簡単に応急処置ができます。

現地の子会社や既に取引がある会社など、そこまでかしこまらないでもいい環境であれば、1ヶ月くらいの短期間でも最低限なんとかなります。

基礎を飛ばす場合、ブロークンな英語で最低限の意思疎通を行うことが目標になります。

ただし、前提として話し相手も同じ業界や同じ業務を行っていて、業務についてある程度の共通認識がある必要がありますが。

単語やフレーズを丸暗記して乗り切る

方法としては、日本での普段の業務で使う日本語のフレーズと専門用語を含めたボキャブラリーをすべて書き出します。

今度は、それを全て英語にしてリスト化します。

それを丸暗記して、発音できるようにすれば最低限のコミュニケーションを取ることができます。

日本語で考えても、社内での普段の会話にはそこまで難しい日本語を使っていないと思いますので、実際の現場レベルのやり取りは比較的シンプルな単語とフレーズがあれば足ります。

業務で使う用語を書き出す

ある程度相手が何を言っているのか理解できないと、相手に対してリアクションさえ取れないので、まずは業務関連の単語を丸覚えします。

限られたビジネス内の会話なら、相手が話している単語さえ拾えれば60%くらいは相手の言いたいことが理解できます。

特にアジア圏やノンネイティブの人と話すのであれば、相手もあまり難しい表現や単語を使ってきません。

難しい単語は無視して、中高レベルの基本英単語と実務で使うビジネス用語を丸暗記すれば、実際ほとんどの内容は理解できます。

「売上」「経費」「予算」「見積」「請求書」などのビジネス一般用語のほか、その業務独自の専門用語まで用意しておけば間違いありません。

Rondely.comさんのサイトには、業務ごとに分けてビジネス用語が一覧で載っているので、そちらのサイトを活用すると効率良く業務で必要な単語を探し出すことができます。下記ご参照ください。

リストができたら日英辞書のサイトを使い、それぞれの単語の例文にも目を通します。

日英辞書については、「アルクの英辞郎」が例文もついているのでおススメです。

単語は、毎回例文で確認しないと、思っている意味とニュアンスが異なることがあります。

YesやNoや会話の相槌や返答に使える単語を丸暗記

例えば、「はい」「いいえ」「良い」「悪い」、価格が「安い」「高い」など、向こうが言っている事に対して、たとえ単語だけでの返答でも、こちらの反応を伝えられれば会話は進みます。

そのため、感想を伝える英語は絶対に必要になります。

相手が言ったことになんのリアクションも取らないのが、一番相手を困らせてしまいます。単語だけでも構わないので必ず一言返すのが礼儀です。

普段自分が日本語で使っているもので大丈夫なので、思いつくまま書き出してください。

例えば肯定に使える、

  • そうですね – Right
  • なるほど – I see
  • OKです – Okay
  • 了解です – I got it
  • 大丈夫です – No problem
  • その通り! Exactly!
  • それいいですね! That’s great!

など、とにかく口語レベルで日常使っているものを集めてしまえば、相手からの質問にも大抵返答することができます。

日本語フレーズの英語バージョンを調べたいときは、その単語をGoogle検索で「○○ 英語」で検索すると調べることができます。

英語コーチングのTORAIZさんの記事にも、すぐに使える便利な相槌一覧が載っているので是非チェックしてください。

【今日から使える】英語の相槌一覧表!今すぐ使えてネイティブ受け抜群の相槌を厳選してご紹介!

フレーズのリスト化と丸暗記

次に必要なのが、どうしても相手の言っていることが理解できないときのために、聞きなおすフレーズを暗記してください。

  • あまり理解できませんでした I didn’t get it.
  • もう一回言ってください Could you say it again?
  • ゆっくり話してください Could you speak more slowly?
  • もう一度説明してください Can you eplain that again?

あとはこちらが言った内容が相手にちゃんと伝わっているか確認するフレーズもあったほうがベターです。

  • 意味はわかりますか? Does it make sense?
  • 何か質問ありますか? Do you have any questions?

それ以外でも自分が言いたいフレーズがあれば、どんどん書き出していってください。

実際の発音を飽きるまで聴く

以上で必要な単語やフレーズのリストが作成できたので、ここからはその単語を使えるものにするトレーニングです。

フレーズや単語をGoogle翻訳など、音声で読み上げてくれるサイトにコピペして発音を繰り返し聴いてください。

本当に飽きるまで繰り返し聴くと、実際の会話で出てきたときにも耳が反応してちゃんと聞き取ることができます。

同時に聴きながらシャドーイングの要領で自分も実際に声に出して読んでください。聴いた音をそのまま発音する練習をすると、カタカナ英語から抜け出せるので、相手にも伝わりやすい発音を習得することができます。

一人でいる時に発音できない単語は、絶対に相手も理解できません。練習を重ねて、自信をもって大きな声でゆっくり発音すれば、多少発音が間違っていても伝わることが多いです。

日本の電車で外国人が大声で話していることがありますが、外国ではそのくらいの声量が標準になります。日本人の声は海外の人からすると小さすぎるので、自分で少し大きいかなと思うくらいの声量で、自信をもって大きな声でゆっくり発音するだけで英語が伝わります。

まとめ

以上が、突然海外出張が入った場合に英会話初級者が自分でできる対策です。

付け焼刃になってしまいますが、「備えあれば患いなし」で何もしないで行くよりは100倍マシです。

外国人と話す際、英語が苦手でも前向きに話す姿勢を相手に見せるだけでも相手の受け取り方が変わってきます。スムーズなコミュニケーションが難しいのであれば、なおさら姿勢だけでも伝わると仕事が上手く進むかもしれません。

今回の学習方法については、単語などを書き出して英語を調べる作業が少し大変かもしれません。しかし、一度度リストを作成し、あとはスマホにデータを入れてしまえば、移動中でも見て覚えることもできます。

また今回の勉強方法はその後の英語学習にも役に立ちますので、緊急な場合は、ぜひ自分で勉強する方法を試してみてください。

それでも一人で勉強するのが不安な人は、マンツーマンの英会話レッスンを受けるのがおすすめです。

当然、ぶっつけ本番で仕事で英語を話すよりは、事前に英語の先生と練習したほうが、自信をもって話せます。自分の業務で必要な語彙や実際に話す予定の内容を整理してから、プライベートレッスンを受けるとより効率が良いと思います。

特におすすめのスクールとしては、ビジネスに特化したオンライン英会話スクールの「ビズメイツ」がおすすめです。ビズメイツに関しては、【Bizmates(ビズメイツ)】料金プラン/講師/システムのまとめの記事もご覧ください。

ビズメイツ公式サイト

そのほかのおすすめ英会話スクール

もし、英会話スクールに興味がある方は、下記の記事もご覧ください。マンツーマンで受けられるので気軽に質問もできます。オンライン英会話であればカリキュラムがない自由なスタイルで受けられる、「DMM英会話」「レアジョブ」「Native Camp」がおすすめです。

有名オンライン英会話スクールの比較とおすすめポイント

【DMM英会話】料金プラン/講師/システムのまとめ

【レアジョブ英会話】料金プラン/講師/システムのまとめ

【Native Camp】 料金プラン/講師/システムのまとめ

実際に校舎があるスクールでは、気軽にマンツーマンレッスンが受けられる下記の2校がおすすめです。どちらのスクールもこちらのカリキュラムにこだわらず、生徒の要望に合わせたカスタマイズレッスンを行っています。

【NOVA】駅前留学でおなじみの英会話スクール 近所の駅で気軽に留学気分

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