英語を話せるメリットは?メリットだけでデメリットなし!
英語を話せるメリットは?メリットだけでデメリットなし!

英語を話せるメリットは?メリットだけでデメリットなし!

Last Updated on 2023-02-14 by YK

英語を話せるメリットはあるでしょうか。

本当に多くの人が英語を勉強していますが、実際に英語を話せるようになるとどんなメリットがあるのでしょうか。プライベートでも仕事でも英語を話せると得をすることは間違いなくあります。今回は、実際に英語が話せるメリットをご紹介したいと思います。

言葉の壁を越えて友達ができる

私が考える英語が話せる一番のメリットは、相手の国籍にかかわらず色々な人と話せることです。「World Economic Forum」の記事によると、英語が母国語の人たちはもとより、英語を第二言語として話す人も人数に含めると、なんと15億もの人が英語を話せるそうです。

英語を第一言語として使っている人は4億人ほどです。10億人もの人が世界で英語の勉強をしていると思うとかなりスケールが大きいですね。

English is the world’s most widely spoken language but is unusual in the fact that the vast majority of speakers are not ‘native’.Of the approximately 1.5 billion people who speak English, less than 400 million use it as a first language. That means over 1 billion speak it as a secondary language.

World Economic Forum | Countries that speak english as a second-language

英語人口はおおよそ15億人となると、日本語話者の約1億2千万人と比べ、英語が話せると10倍以上の人と話せることになります。

もちろん日本語で1億2千万人と話すこと自体不可能なので、15億人の人と現実的に話せるわけではありませんが、英語を話せるとより世界が広く感じられるのは確かだと思います。

異なる文化を持っている人たちと直接話せるのは単純に魅力的ですし、日本とは大きく異なる価値観を持っている人たちから学べることは非常に多くあります。

これまでに英語のネイティブスピーカーを含め、欧米、アジア、アフリカ、アラブ出身者など、様々な人と英語で交流する機会がありました。国や地域ごとに独自の価値観やベースになる思想があり、日本では当たり前のことが、ほかの国の基準に照らし合わせると非常識になることもありました。

逆に他の国では当然のことが、日本では受け入れられないなどもありました。

何が当たり前かを判断する基準や、別の文化を許容する重要性を英語を通して学ぶことができました。

小さなことで悩んでいるときに外国の友人と話すと、なぜそんな小さなことで悩んでいたのだろうと救われることもあります。

もちろん他国を知ることで日本文化の良さがより理解できたりもするので、異文化の人たちとの対話から学べることは多くあるのではないかと思います。

海外の友人が増えると、その国に行ったときに町を案内してくれたりします。普通の旅行者として訪れるよりは一歩踏み込んでその国の生活を体験することができるので、旅行も楽しくなります。

英語を話せると仕事でチャンスを得られる

英語を話せると、海外企業との業務など、色々なチャンスが巡ってきやすいです。簡単な通訳や翻訳に始まり、重要なミーティングや海外クライアントの接待への参加など、英語が話せるだけでもチャンスをもらえることが多々あります。

そういった業務でしっかり結果を積み上げていき、周りからの信頼を得られれば、海外出張や海外駐在などのチャンスも増えるのではないでしょうか。転職する場合にも、日本企業であれば比較的人気の高い海外事業部でも活躍できる可能性があり外資系への転職もしやすいです。

TOEICなどのスコアを持っていると就職や転職活動の際、履歴書にも資格として書けますので、その点でもメリットがあると思います。実際の業務で使う場面は限られるかもしれませんが、高いスコアがあるだけで希望の会社に入るための武器の一つになります。

自分が努力して手に入れた能力を人から認められたり、有効活用できるのはシンプルにうれしいことですよね。

少し話は逸れますが、英語を話せると「Halo Effect」(何か一つが秀でていると全体的に「できる人」と勝手に思わる)効果で、英語を話せるだけで印象が良くなり、知らず知らず得をするかもしれません。

The halo effect is a cognitive bias that occurs when an initial positive judgment about a person unconsciously colors the perception of the individual as a whole. When forming a first impression, observing an initial attractive feature—perhaps beauty or strength—can make the person appealing, making it difficult to revise that impression based on new or opposing information. For example, an attractive individual may also be perceived as interesting, ambitious, or funny, whether or not that assessment is warranted.

Psychologytoday.com | halo-effect

仕事で必要な英語力については「仕事で必要な英語力 業務によって必要なレベルもいろいろ」もご覧ください。

自分に自信が持てる

これは直接的に英語とは関係ありませんが、努力して英語を習得したことで得られる達成感により、自分に自信が持てるようなります。

大人になってから英語を習得しようとすると、単語や文法を覚えたりあまり上達しない期間も我慢して勉強をする必要があります。人前で間違えて恥ずかしい思いをしたり、英会話はそういった地道な経験の積み重ねでやっと習得できる能力だと言えます。

本当に英語が話せるというレベルにたどり着くためには、短距離走ではなくどうしても長距離走の要素が強いです。勉強はいつも楽しいばかりではなく継続するには忍耐力も必要になります。

我慢してやり抜いたことは必ず自分に返ってきますので、自信もつきますしやり抜くことの重要さを身に染みて理解できます。

成功体験があると、次に別の挑戦があった場合でも、その経験を活かし途中で諦めないでやり抜くことができます。そういったメンタルの強さが手に入ることもメリットだと言えます。

現地の情報や映画/テレビを英語で見られる

最後は英語でニュースや映画/ドラマなどを見れることです。英語圏の現地のニュースでは、日本で報道されているのとは違う角度から報道されているニュースも多くあります。

他国発の情報を見ることで、日本国外の視点も取り入れることができ、同一の問題についても様々な角度からより深く考察することができます。

特に政治や国際関係のニュースは日本のテレビではそこまで深く掘り下げませんが、欧米のニュースではより専門的な情報を提供していることがあります。最新のテクノロジー分野や環境問題についても欧米のほうが感心が高く、ニュースで取り上げる機会も多いので、最新の情報も入手しやすいです。

ニュースによっては逆に欧米で偏光報道されているのではないかと思うこともあるので、一概にどちらが正しいとは言えませんが、立場が異なる国のニュースを見て、世界では実際に今何が起きているのかを自分なりに想像してみるのも非常に面白いです。

また、海外ドラマや映画などエンタメ系でも、俳優さんが話しているセリフをその言語のまま直接理解できるので作品の世界感がより鮮明に伝わってきます。映画やドラマのセリフは、プロの脚本家が一字一句こだわって作っており、さらに実際に役を演じる俳優さんの言い方やトーンなどの高い演技力も、英語だとフィルターなしに直接楽しめます。

日本語字幕がダメということではありませんが、セリフの文化的な背景は意訳でも落とし込めないときがありますので、やはり英語で見るとよりその作品に没頭できるのではないでしょうか。たまに知らない単語がでてくると習慣で気になって調べずにはいられなくなってしまうのは難点ですが。

まとめ

実際に英語を習得しても自己満足の側面も強く、ほかの人から見たら大したことではないかもしれません。

ただ英語を学んで話せるようになるとその人自身にとっては大きな達成感があり、確実にその人の将来に影響を与えます。英語を学ぶと、もともと目の前に見えていた一本道が何本かに増え、人生の選択肢が広がります。

英語以外にも人生の選択肢を増やせるものはたくさんありますが、英語は正しい方法で練習すれば誰もが絶対に話せるようになります。

たまに英語を勉強しようと思った理由を思い出し、ゴールに辿りつけるまで学習を継続してください。いつか必ず大きなメリットを感じられるはずです。

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